再生可能エネルギーの課題

 

最大の課題は、価格です。業務用・家庭用共にまだ高額なので、再生可能エネルギー100%の世界を実現させるためには、大幅な低価格化が必須となります。
投資元金を回収するのに半年以内、長くても1年で元金回収できるようにする必要があります。

その他にも重量・耐久性・騒音・振動や低周波・バードストライク・反射・保証期間・衛生面等の課題があるので、それらも解決しなくてはなりません。
ほとんどの機器は大型・高重量のために、それらを小型・軽量にします。
また、耐久性も低く、寿命も短いために、故障がしにくく、長期間使用できるようにし、保証期間も最低30年は設けます。
騒音・振動・低周波などの問題もあるため、それらも発しないようにします。
太陽光パネルなら反射問題、風力発電機ならバードストライク問題、生ごみ処理機なら衛生面に問題を抱えているので、それらも改善された新商品を開発します。

そのためには、大量生産・経費削減・広告費の導入・寄付を募るなどの方法を用い、大幅な値下げをしなくてはなりません。
性能が強化され、価格が大幅に下がれば、爆発的な普及が見込まれます。

また、再生可能エネルギーを普及させたくない考えも深く根付いています。
化石燃料や原子力を推進させ、資本主義社会・通貨経済社会の存続を望む人達には、再生可能エネルギー100%の世界は、望ましい事ではありません。
これを解決するためには、再生可能エネルギー100%の世界が、資本主義経済の世界の中での利益と比較しても、より多くの利益を得られるような構造にする必要があります。そのためには、高効率の発電機を開発し、より多くのエネルギーを生み出し、消費電力を削減し、無尽蔵に物質が生産できるようにする事が重要です。